士業は、お客様のお役に立つことが目的

士業

人間として圧倒的に信頼される人になれ!

人間として役に立つとか、人間としてこのお客様に対してもっと幸せな気持ちになってもらいたいなとか、もっと喜んでもらいたいなとか、楽しんでもらいたいなとか、豊かになってもらいたいなとか思ってもらえるように、人間としてアクションすればいい。

 

僕が1番最初に士業としてもちろん独立したときだって、お客様に対してできることなんて、たかが知れていたわけです。
なので、そのときにすごく今振り返ってよかったなって思うのは、自分のことを士業だなんて思わなかったことです。

 

目の前のお客様の解決をする役割が僕なんだって思っていたのです。
多くの士業の先生は、ああそうだなって思われるかもしれませんが、あなたが実際どういうことをやっているかというと、
目の前の問題がありました。
この問題の中で、自分が解決できる、すなわち自分の役割を、士業としての役割の中で解決できる問題しか問題としてとらえていないわけです。
すごくもったいないと思います。

 

もうちょっと大きな単位で、お客様の問題解決に対して僕たちができることという視点で、とらえることができると、お客様の問題、お客様側からすると、僕たちに対してさまざまな問題の相談をしてくれるようになります。

 

僕が社長からいただくご相談なんて、行政書士としての相談なんて実はほとんどなくて。
どういう相談が多いかというと、

「伊藤君、こないだフィリピン留学してたじゃないか、自分も留学したい。どの大学がいいか教えてくれ」

だったり。
たとえば

「自分の娘がそろそろ結婚したいと言っているので、良かったら伊藤君の周りで結婚したい、いい男性がいたら紹介してくれないか」

だったり。
わかりやすく言うと、全然士業の相談じゃないですね、今のって。

 

ビジネスマンとしての相談でもないかもしれないですね。
1番大きな単位の人間としての相談が、社長からたくさんくるようになれば、あなたの事務所には、自然と士業の依頼っていうのもたくさんくるようになるということです。

 

1番大切なのは、士業として信頼されることではありません。
そうではなく、もっと人間として、お客様から圧倒的に信頼される人になることができれば、あなたのところに、お客様から、ありとあらゆる相談がくるようになります。

 

この相談に対して、あなたが真摯に一生懸命、お客様の問題、悩み、課題を解決しようと思って動く姿勢、実際それが解決されましたっていうことを積み重ねていくほど、お客様から僕たちに対する信頼というのは、厚くて、深くて、強いものになっていきます。
こういうお客様は、もちろんどこかのタイミングで、士業の人が解決できる問題が出てきたときには、もちろん僕たちに相談、依頼をしてくれるようになるわけなんです。
この人だけじゃなくて、この人の周りにいるような人で、同じような問題を抱えている人がいたときに、この人は僕たちを、知り合いの人に紹介をしてくれたりします。

 

なので、士業の役割に固執する必要はなくて、士業の役割に固執してしまった瞬間に、あなたたちの見解、あなたたちの枠っていうのは勝手に決まってしまうんだっていうことは覚えておいてください。

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