放課後等デイサービスの多店舗化をスマコン構築プログラムでDX!採用コスト0、定着率100%を実現!

カスタマーインタビュー

株式会社かのん
代表取締役 山本カオル さん
https://kanon55.com/
https://plsta55.com/

今回は、弊社のスマコン構築プログラムをご利用されて成果を出されている、株式会社かのんの代表取締役 山本カオルさんにお話を伺いました。
香川県でコーチングの事業や、放課後等デイサービスを3店舗経営されるなど、手腕が光る山本さんからどのようなお話が伺えるのでしょうか。

ーまずは、自己紹介をお願いいたします。

ビジネスコーチとして2007年に起業し、、2018年から放課後等デイサービス・児童発達支援事業(以降、放デイと呼称します)という福祉の経営にたずさわり、、今は両方やっています。

というよりも、ビジネスコーチのノウハウを今の福祉の事業に活かして事業運営をしています。

放デイは、2018年3月に最初の事業所ができて、2020年12月に2事業所目、今年(2022年)の4月に3事業所目ができました。

 

私の感じるところによれば、放デイの業界自体は戦国時代なんですね。ですので、業界事態が右肩上がり、という訳ではないです。

コーチやコンサルの仕事もそうで、コロナで仕事が全くなくなってしまった、という方もいらっしゃいます。

弊社の事業が大きくなったことを褒めてくださる方も多いのですが、、業界的にはどちらも、大変厳しい業界だと思っています。いつも危機感を感じています

ー業界的に右肩上がりではない中で伸ばされている、というのは山本さんの手腕のように見えます。

今もまだ検証中(実験中)ではあるんですが、これが、スマコン構築プログラムの成果なんです。

というのも、私は以前、アパレル(小売)の事業を3店舗から約35店舗まで多店舗展開したことがありまして、その時に出会ったのがコーチング、なんです。

コーチングのノウハウを会社に導入したい、と言ったら大反対されてそれで大喧嘩して辞めたんですね(笑)(今では仲良しです笑)

まぁそれは置いておきまして、今なんで多店舗展開をしようとしているか、というと、そのアパレルを3店舗から約35店舗にした流れと、放デイの今の流れが似ているなと思っていまして。

ーと、言いますと、詳しく教えていただけると助かります。

これはある種私の分析ではあるので、正確かどうかは分からないのですが、2013年の児童福祉法改正によって、放デイを作る、ということになった時に、ばーっと放デイがたくさんできたんですね。

当初は政府の方針で、規制も緩く、まずはたくさん作れるようになっていました。

、そして、数多くの事業所が設立される一方で、段々と法律が厳しくなり、、現在は新規事業所を開所するのも、安定的に経営し続けていくのも、かなり難しくなっているのではと思っています。

相次ぐライバルの出現、慢性的な人材不足、法律の改正などがあいまって、現在は、ある種戦国時代のような形になっていると思っています。


そのような流れが、各地に大型ショッピングセンターができた時と私の中で重なっているのです。つまり、今のような状況で生き残るのはある程度、規模が大きいところで、

(つまり多事業所展開しているようなところ)1店舗しかないようなところは厳しい展開になるのでは、という予感がしたのです。、、そこで、私たちも多事業所展開をしようということで。決断いたしました。

ーそのようなご事情も相まって、多店舗展開しているということなんですね。スマコン構築プログラムをご利用される以前の状況というのはどのようなものだったんでしょうか。

実はもともと、そこそこ上手くは行っていたんです(笑)


2018年に最初の事業所を開いた時、それから2020年に2事業所目を開いた時、それぞれ、当初の経営者から引き継ぐ形でスタートしました。

厚労省の施設なので、実は経営者の経営ノウハウ以外は全て同じ条件だったんですね。


なかなかそのような、他の条件は全て同じで、経営者としてのノウハウだけを比較できる体験ってないんですけれども、たまたまそういう状況になりました。

それで、半年で1事業所目は164%2事業所目は1年で174%ぐらいの数字が出て、今だと、1事業所目はもう利用者が待ちの状態2事業所目で2、2倍ぐらいの成果になっています。

ーそれはすごいですね!要因はなんだったんですか?

アパレルの小売と、放デイのビジネスモデルが抽象化すると同じだったんですね。そこで、以前のアパレルを多店舗展開したときに得たノウハウをそのまま放デイに横展開できないかと考えて実践しました。


ただ、1店舗目と2店舗目で、アナログ的にノウハウの横展開をして上手く行ったものの、このままさらに増やすと、私の(経営者としての)生産性が落ちるなという危機感をもっていて、そこで、何かいいITやデジタルのツールはないかと探していたところでスマコンに出会った、ということなんです。

スマコン構築プログラムを知ったきっかけは知り合いの社労士さんのメルマガで、たまたまその時だけ目についたというところです。

まず、無料セミナーを受けて、その後代表の伊藤さんとお話をして、導入することに決めました。

そういう経緯だったんですね。

コーチングの方面でいっても、私のクライアントさんたちは、浮いた時間やお金ができたら、リゾートを満喫、というようなタイプの方達ではなくて、またお客様に喜んでもらえるような別のことを始めてしまうような方達だったので、

その方達に、もっと心身と時間の余裕を持っていただき、利益をあげていただくために、大げさに言えば、自らのビジネス人生をかけたリアル実験のようなイメージで、弊社の福祉現場で01クラウドを使いながら実績をあげ、改善・改良を重ねている感じです。。

ーそのような状況の中で、スマコン構築プログラムをやってみて、よかったという部分だったり、事前の想像とこう違った、ということがあればお聞かせください。

私が一番自分に必要だな、と思っていたのが「トレーニング」の部分でした。

以前から、私が一番得意とする分野って「人」が介在するサービスだったんですね。

アパレルでも放デイでもそうですけど、類似するところで言うとクリニックだったり整体だったり美容室だったり、士業だったり、「人」が介在するところに強みを見出す、というのがあるのですが、、上記の職業に共通するところが、「中途採用が多い」ということなんです。

大量に新卒が取れるようなビジネスって、一度に多くの人に研修をするなどをして、教えるのには非常に効率がいいんですが、中途採用が多いところは中々そうはいかないんです。

ですから、◯か×か(知識や情報提供の部分)、というようなところは動画で研修できたらいいなと思っていて。そして、自ら考えたり、感性が大切な部分は、OJTや個別のコーチングでフォローするようにしています。

以前は、動画でも充分に伝えられる知識や情報提供の部分もその都度研修しないといけなかったのですが、動画を活用できるトレーニングの仕組みっていうのは非常に効率がいいなと。その他「タスク管理」や「日報」「目標設定」などとも相性がよくて、自社が求めていた所にピタッとハマった感じです。

年間通してやっていくようなものに対しては、「ワークフロー」に入れておくことで私の頭がスッキリしました。チャットやタスク管理の部分は専門的なツールよりは落ちる部分もあるかもしれませんが、スマコンでは一元化されているのがとても良いなと感じております。

ーありがとうございます!使い始めてみて、実際にどのような変化が生まれていますか?

実際にトレーニングの部分は、4月で新卒で入ってきた人用に作ったものが、6月の中途の人にそのまま使えたりと、生産性がとても上がっています

あと、大きいのは、「言葉の定義(用語集)」ができることですね。

日報などで社員から上がってくる困りごとや悩みを、しっかりと定義していくことで、社内のコミュニケーションが格段によくなりましたし、変なトラブルが起きなくなりました。

弊社の例で言うと、「はい」という言葉の定義をはっきりさせて、「はい」とか「やります」と言う返事には、完了の報告までが含まれていて、できないときはできないことが分かった時点で報告する、ということを明確に定義したんです。

これをすることで、仕事を引き受けた側は必ず報告まですることが義務付けられましたし、

できない時にも報告が義務付けられたので、それに対してのトラブルが減りました。

また、会社のコミュニケーションを、問題解決型のコミュニケーションに定義することで、生産性を高め、しかも人間関係の悪化を防ぐ、ということをやりました。

承認欲求とマウンティングを満たすための会話ではなく、問題を解決するための会話に立ち戻る、意識することを定義づけました。

ただ、この定義をしっかり作っていった上で、あまりにガチガチになってしまうと、社員から自分達の思っていることを幹部の人は聞いてくれないんじゃないか、という懸念が出てきました。

そこで、まずは、社長が毎日社内ブログを書くことや、日報にコメントするなどをして、リラックスした会話ができる土台をつくる試みをしました。

 3か月ほど続けたころからスタッフから「ブログ読みましたよ!紹介されていた本を読みました~」などと声がかかるようになり、手ごたえを感じることができました。


ですが、オンラインだけでは、会社自体が味気ない働き方の会社になってしまうのはまずいという声もでてきたので、、会社が一人1,000円まで補助するランチ会や古民家でのBBQなど、感染予防に気をつけながら、リアルの交流も実施するようになりました。

このランチ会やインフォーマルでの関わりで、で幹部に対する質問だったり感じていることなどをしっかりと話していける環境づくりに取り組んだ結果、離職率が0になりました。

 

すなわち、採用コストが減ったんです。

具体的には2018年から採用コスト0、定着率100、という数字に現れる形になりました。

ー定着率100ですか!ものすごいですね!最後に、今後の展望や、ご利用考えていらっしゃる方へのメッセージをお聞かせください。

まず展望としては、異次元レベルの事業、事業所を作る、ということを考えています。

1つは、放デイならではで特化した仕組みを作りたい、というところと、2つ目は士業やコンサルなどに、年間の純利益500万を増やす仕組みを作りたいと考えています。

具体的にどうするか、という点については詳細は割愛しますが、この2点を実現させていきます。

また、このようなシステムって、導入の段階でやることが結構多いから面倒だな、と感じられる方が多いと思います。


私の場合、一つずつ違和感を感じた所に定義を決めていったり、経営計画を整備していったことで、ストレス解消に繋がりました。事業でのボトルネックがどんどん解消されていったことで、やることがクリアになって同時にストレス解消になっていったんです。

自分でも実際にびっくりした部分ではあるので、システムを完成させていく時に面倒さを感じるのではないかと思っている方にはこういう効果もあるんだ、ということはお伝えしたいですね。

ー本日は貴重なお話をありがとうございました!山本さんなら展望をすぐに実現してしまいそうですね!今後ともよろしくお願いいたします。

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